台風13号は、関東地域の一部で大きな被害を及ぼしました。被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。
さて今回、台風対応に関しては本当にご心配をかけました。近隣の学校もいろいろと対応に追われました。石原小学区も通学路が冠水する恐れがあったり、雨の日の引き渡しになると困難になったりする中での対応でした。天気予報と用水路の様子はずっと監視していました。判断が難しい状況でした。結果として大きな混乱がなかったことは保護者・地域のみなさんのおかげですありがとうございました。
今回あらためて学んだことがありました。
1 降雨予報は時間と共に変化する。台風の時はとくに難しいと思われる。
これはお天気.comの雨予報です。9:20現在の 14:00の予報
11:45現在の14:00の予報 13:00現在の14:00の予報はおおきくかわってきます。
同じ14:00でこれだけ変ります。
正しさを優先にすると こんなにも変ります。
また、変えることをおそれては正しい予報にはなりません。これはコンピュータの性質です。人間が予想していたのが違う状況になっても、急に手のひらを返すようにはなかなか言えません。しかし正しさを追求するとどんどん変っても仕方がないと思います。
13:00現在の予報が一番実情にちかいとされます。確かに何時間もさきの詳しい地域の雨予報は難しいことが考えられます。
2 天気予報(民間気象会社)によって予報はちがうこと
4社 同じ時間を比べただけですがこれだけ違います。どこの会社も正しさを追求しているはずです。
「情報は人がつくっている」 各社のパソコンによっても違うかも知れません。しかし、こうやって比較してみるとずいぶん違うことがわかります。こどもたちには1つの情報だけで鵜呑みにせず、いろいろなサイトから複数情報を集めてきて、比べることが大切ですと伝えたいです。それぞれ違う情報のどこを信じるかは難しい判断です。
3 水位を注意する 近くの用水路があふれることがあるので、よく調べてみるようにしてみました。
ということですが、事故がなくて本当によかったです。