15日は中学校の卒業式でした。隣の大原中学校からたくさんの卒業生がでてくるのが見えました。3年前に卒業した6年生は、すっかり成長してとても頼もしく見えました。
今度は小学校の卒業式です。22日に開催されます。ポストコロナの卒業式で、6年生が主体になって欲しいと願い、コロナ禍の工夫を生かして思い出に残る卒業式にしようと考えています。
以前小学校では大きな声で思い出や思いを語る「呼びかけ方式」が主流でした。その昔は在校生送辞 卒業生答辞 という形でした。
熊谷市内一斉に 小学校も在校生送辞 卒業生答辞スタイルになっています。
石原小学校では、5年生は 送辞を作文しました。
6年生は 答辞を作文しました。
オーセンティックな作文学習です。誰かが作った文を子供たちがただ読むのではなく、作文からやってみています。その中で選ばれたものを読みます。ですから、本番で読まれる送辞答辞の他にも候補があるのです。1つだけしか選ばれないので他のものも当然立派な作品です。
作文することによって、6年生を送り出し、次の最上級生になろうという思いを5年生は持つことを願っています。
作文することによって 今までの小学校生活をふりかえり、思い出をふりかえり、感謝の気持ちやこれからの生活について決意する気持ちを持つことを願っています。
本番では読まれることはないですが、立派に書かれた作文(送辞)を紹介します。
いつも輝いている6年生 5年生女子
6年生の皆さんご卒業おめでとうございますそして今までお世話になりました。誠にありがとうございました。私は6年生の皆さんにとても憧れています。なぜなら下級生に優しく接している場面もあればあなた色運動の決まりを守りしっかりしている場面もありましたのでとてもかっこいい姿に私は憧れていました。6年生の皆さんは下級生にとって素晴らしい最高学年でした。そんな6年生がいなくなってしまうのはとてつもなく悲しいです。しかし6年生の皆さんが頑張っていた姿を思い出すと勇気が出てきます。なので中学校へ行っても私たちは応援しています。石原小は私たち5年生に任せてください。私たちが6年生になったときにはいつも輝いていた6年生の皆さんを思い出しながら石原小を守ります。いつも輝いている6年生はとても素敵です。中学校になっても運動や勉強を頑張ってください。いつまでも本気で応援しています。今まで誠にありがとうございました。