また新型コロナウイルスの感染拡大が報道されています。昨日今日とzoom会議を行いました。たくさんの方に協力していただき感謝します。子供たちも保護者のみなさんもzoomに慣れてきています。
音声ミュートや反応は、慣れが大事です。子供たちの順応力はすごいものです。学校でもタブレットを使って学習していますが、ネットにつなげば、学校のタブレットでもテレビ会議をすることができます。タブレットは新しい子供の勉強道具になりつつあります。そして使い方はすぐに覚えてしまいます。
ICTを取り入れていくで 大切なことは
「1情報を見抜くこと」です。ネットの情報はいろいろな人が作っています。情報を集めた時、正しい情報かどうか見抜く子供たちであってほしいです。そのために、ただ使えればよいのではなく、情報の真偽を確かめることをたくさんしてほしいのです。
「2情報とは何かを知ること」です。情報は文字や映像、音声です。文字は必ず正確に伝わらないことがあります。音声も同じです。人間の理解する言葉は人によって受け取り方がまちまちです。それを知った上で発信していくことが大切です。zoomで「聞こえていますか?」と聞くことも当たり前のようですが、大事なことです。情報とは必ずしも正確に伝わっていないのです。それを知ってほしいのです。
「3 インターネットの世界できちんとした責任をもってほしいこと」です。匿名ということで好き勝手な配信をしたり、便利だからと言って、有料の映像や音楽を、無料で情報を自分のものにしたりするのではなく、自分たちが住んでいる社会と同じようにきちんとしたものにしていってほしいです。人を傷つけたり、必要以上に正義を振りかざしたりすることもインターネットの社会をよくないものにしてしまいます。
コロナ禍でますます従来のことができなくなり、ICTを取り入れることが多くなります。ただ使うのではなくその中で子供たち一人一人に大切なことを教えていければ幸いです。そして健全で安全なネット社会を作っていってほしいと思います。