学校に支給された758台のタブレットパソコンのセットアップがあと30台になりました。新学期の忙しい中ですが、支援員さんと教職員の力でここまできました。つながったところから随時使い始める予定です。本来なら20日の参観日にどこかでお披露目したかったのですが、ちょっと間に合わないところです。
さて、タブレットパソコンは各教室の前のところの大きな箱 充電保管庫に入っています。そこから取り出してスイッチをいれると名前が出ます。そこにパスワードを入れるとログインします。ログインパスワードはキーボードで入れるのです。英文字と数字とハイフンです。
(詳しくはGIGAのページに書きました) 昨年度まではログインなしでタブレットを使えたのでちょっとはじめが大変です。でも、情報社会ではひとりひとりパスワードがないと個人が識別できなかったり、他の人に使われたりしてしまいます。まずはそこから学習することになります。ただ、今の世の中スマホではキーボードは使いません。仕事ではキーボードを使うことが多いです。大学生もスマホのフリック入力でレポートを出しているという人の声が多いです。まずはキーボードというものからスタートしそうです。
教職員も子供たちと一緒に使いながら研修を進めて行きたいと思います。そこで大切なのはパソコンのトラブルです。パソコンにはトラブルはつきものです。子供たちの生活でもトラブルはつきものです。学校で両方がおきたときは「子供たち優先」で進めます。
いざというときはパソコンのトラブルは早めにあきらめます。そうでないと子供たちのことが見られません。使えるところだけ、効果的に使えるときだけ使っていこうと考えています。GIGAスクール構想のために新たに時間を作り出さなくてはなりませんが、今までの勉強のやり方も大切にしながらバランスをとって始めます。これは長い学校の歴史の中で初めてのことです。日本全国の学校が今直面していることです。楽しみでもあり、心配でもあります。「学校は楽しく学ぶところ」になるように進めて行きたいと思います。