校長室よりの下のコーナーでも扱っている情報教育にもありますが、情報は受け取り手によって伝わり方が違ってくるものと思っています。ですから繰り返し伝えたり、いろいろなところで伝えたり、伝え方を工夫しています。

　学校の情報も様々な受け取り方があります。ホームページで「タブレットを使って学習をしています。」と書くと受け取り方によっては、全ての学習がすべてタブレットで進んでいるように受け取られる方もいます。

　しかし、771名の児童の石原小学校で　タブレットは44台＋39台しかありません。それが毎日にすべての時間が使われたとしても、１／１０しか使っていません。実際まだ全部のクラスに回っているわけでもありません。1ヶ月で1回は使えればいいと思っています。その程度です。ギガスクールになって一人1台整備されたとしても、771台全てが毎時間稼働することはできません。学校は体育の授業もあれば、家庭科の実習、実験、書写、など体験の場はこれからもたくさん用意します。学校は様々な活動が行われて、その中で子供は学ぶのです。「手と目と耳と指と体すべてをつかって学びます。」

　「タブレットを使って学習するんですか？」「もう紙と鉛筆でしないんですか？」と心配されるご意見を聞く機会がありました。たしかにそう受け取られる方もいらっしゃると思っています。「タブレットも少し使いますが、まだまだちゃんと紙と鉛筆で勉強します」とお話ししました。情報の出し方も考えていかないとと改めて思いました。

　トップページの写真を見てください。タイトルにある写真は先日の「直実節全校練習」の写真です。今回アップしました。これを見てどう感じましたか？
　「石原小学校はすごくたくさんのこどもがいるなあ」
　「石原小学校は密になってるな」
　「石原小ってこんなにたくさんこどもがいてすごいなあ、うらやましいな」
　「石原小の子は間隔をとって上手にならんでるなぁ」
　「この写真はすごい迫力があるなぁ」
　「この間隔で運動会をやったら、校庭がせますぎるなぁ」
　「少子化の時代なのに、今時こんなにたくさん子供がいる学校があるんだ。頼もしいな」

　何人かの人に、感想をきいても、とらえ方はさまざまです。みなさんはどう受け取りましたか？
　私の感想は「こんなに　たくさんの人数で　今年　直実ぶしができて　よかった　感動しました」です。この写真は職員に撮ってもらった写真なのですが、今の石原小学校を代表する大好きな写真です。