月に1度 「新聞コラム学習」を3年生以上で行っています。これは新聞記事を読んで①思ったことを書き、②それがわかるところを抜き出す。③そして自分の意見を詳しく書くという3段落構成で作文を書くというものです。
5月25日のコラム学習の新聞記事の見出しは「子どもの数 減少続く」です。
試しに例文を私が作っていみました。
①子供がすごく減っているのにびっくりしました。そしてこの先がとても心配になりました。
②それは「今年の子供の数は1493万人、これは70年前の半分です」というところからわかりました。
③70年前は3人に一人が子供だったのに今は10人に一人が子供ということは、このあとどんどん日本の人口が減っていくということです。なぜ減っているかは新聞には書いてありませんでしたが、人口が減っていくということは、これからの日本はいろいろなところで人が足りなくなると思います。人の代わりにAIやロボットが必要です。そうでなければ何らかの方法で子供や人口を増やすことが必要だと思います。 この新聞記事をみて子供たちはどう考えたでしょうか。子供たちの意見が気になります。あとで読ませてもらおうと思っていますが、この後子供たちはこの「人口減少」という課題に取り組んでいくわけです。
新聞コラム学習は本校で取り組んでいくNIE(ニュースペーパー イン エデュケーション)の一環です。お昼の放送では、学校で購入している朝日新聞 読売新聞 埼玉新聞の一面の見出しを毎日比べて放送しています。NIEで小学生が報道にふれることを積極的におこなっています。新聞によって報道する内容や書き方が違うことや世の中のできごとを知ることにつながります。また、今日の「少子化」のような課題を「未来を築くこどもたちに考えさせること」も大切だと考えています。