本日 令和3年度の埼玉県学力学習状況調査が行われました。
対象は小学校は4,5、6年です。あとは中学校1,2,3年
です。
平成27年4月から「埼玉県学力・学習状況調査」は始まりました。
「この調査の究極のねらい(目的)は、「各教育委員会の施策や各学校の指導」と「子供たちの学力」の関係を客観的なデータに基づいて分析し、より効果的な施策や指導を全県で共有することで、本県の子供たち一人一人の学力をしっかりと伸ばそうとするものです。」
県教委だより 埼玉県教育委員会HPより
本調査は、「学習した内容がしっかりと身に付いているのか」という今までの視点に、「一人一人の学力がどれだけ伸びているのか」という視点を加えることで、子供たちの成長していく姿が見える、全国でも初めての調査です。
埼玉県教育委員会HPより
ということで、毎年実施して、一人一人の伸びを見るテストです。そのためにマークシート方式と記述式が混ざっていますが、コンピュータ処理されます。結果報告には今までのデータをすべて元にしています。
国語 マークシートに加えて 作文の問題があります
算数 マークシートに加えて 記述式の問題があります。
質問紙 4年生で75の質問があり、すべてマークシートです。
このような内容で、最後まで解くのが大変な児童もいます。なんとか終わらせられるようにがんばりました。このデータは様々な分析に使えるもので日本の中での注目されています。現在は紙のテストですが、新聞報道でもあったように、2024年にはタブレットでテストを行う予定です。
すでに県内でも9月からタブレットで行う準備が始まります。
https://reseed.resemom.jp/article/2021/05/17/1576.htmlパソコンなどの入力で行うテストをCBTといいます(c コンピュータ B ベース T テスト)コンピュータで入力するテストです。大学入試のテストもCBTになってきています。採点を能率的に行う、データを分析するなどの点で優れています。
一方で 入力がコンピュータとなると文字入力が必要になります。キーボードです。そのためにも少しずつキーボード入力を練習していく必要があります。今年は頑張って書いていましたが、数年後の小学生はすべて打ち込むことになるようです。これは大きな変化です。学校でもいろいろな方策を考えていく必要があるとしみじみ思いました。