今日は山の日でした。
山と言えば 林間学校です。
熊谷の林間学校と言えば 「赤城山」が定番でした。
これは昭和46年に「熊谷市立赤城山の家」が赤城山に建設されて使われてきたからです。宿泊料金は数百円、長い間、熊谷市内の小中学校で林間学校、スキー教室の宿泊先として利用されてきました。しかし、老朽化や耐震工事がされてないということで平成23年に40年あまりの歴史に幕を下ろしました。この時に「前橋市立少年自然の家」「国立赤城青少年交流の家」という代替え施設に宿泊先を変えたり、嬬恋の研修施設や県内の小川や大滝「元気プラザ」に変えたりして現在に至ります。
赤城山に行ってみました。すると当時のなごりの看板がまだありました。懐かしい熊谷市立赤城山の家の表示もありましたが今では解体工事が行われ跡形もありません。ちなみに平方学園明和山荘もありません。さいたま市立赤城少年自然の家ももうありませんでした。唯一東毛林間学校の施設はありましたが、閉鎖されて使われていませんでした。
熊谷市立赤城山の家の周辺は学校の林間学校が盛んに行われていたのにすっかり様子が変っていました。コロナ禍もあると思いますが、時代は変っているのを感じました。私も小学校時代にいった赤城山の思い出は、今では姿を変えています。今年5年生は3年ぶりに林間学校実施を考えています。宿泊先は「前橋市立少年自然の家」です。宿泊先で体調が悪くなったらすぐにお迎えに斬ってもらったり、もし発熱者がでると同じ部屋にいる児童は次の日は活動自粛になったり、形も変っています。せめて1日目だけは山の中で友達と楽しく活動し、宿泊体験をしたいと考えています。石原小学校では行事は2段構えで考えています。もし行けなかったらということも考えて、昨年までの行っていた学校のキャンプファイヤーや競技場までの遠足はそのまま予定に入っています。
昔どおりの林間学校はなかなかできないのが現状です。新しい時代に向けて、持続可能な豊かな体験活動に関してこれからも考えて行きたいと思います。