朝、こどもたちを出迎えるとひとりひとりから挨拶をしてもらいます。元気なあいさつ、ぺこりと挨拶、目をみてあいさついろいろなあいさつです。
「挨拶は当たり前」という言葉もありますが、当たり前をつくっていくのが、小学生の時期です。昨日読んでいた全校児童の作文の中に「当たり前を当たり前とせず」ということばがありました。私はそのような言葉をつかわなかったのですが、私の話を聞いていた受け取り手の3年生の子供からその言葉がでてきました。
私はこの言葉が気になっていました。改めて朝、子供たちを見ていて当たり前のことができている子を応援しようという気持ちがわいてきました。今までもそうですが、当たり前のことができている子は、当たり前だからなかなか認められないのです。当たり前と言っていては頑張っている子が救われないと思いました。「元気なあいさつができている子を改めてほめる。そしてさらに元気に頑張れるようにする」そんな視点を持ちたいと思いました。先生方にも「当たり前を当たり前とせず」という言葉を考えてもらえるように働きかけていきたいと思います。
御家庭でも当たり前にできていること対して応援する言葉がけをしてみてください。子供たちもきっと笑顔になると思います。