来週の火曜日は全校朝会です。そこでお話しする予定なのが「交友関係を広げる」ということです。6月の生活目標が「なかよしの友達を増やそう」と言うことになっています。
子供たちの会話の中で「みんなもやってるよ」ということばが出てきます。「みんなってだれ?」って聞いてみるとその交友関係が分かるときがあります。「〇〇さんと〇〇さんと〇〇さん」みんなといっても3人くらいのことがあります。子供の世界は、広いように見えて狭いことがあります。この3人や4人の交友関係がすこし広げていくことが学校の活動では大切です。席替えをしたり、グループ替えをして活動して話をしてみると意外と気が合う友達に出会えたりします。そんな経験はありませんか?
石原小学校学校の自慢を昨年の6年生に聞いてみると「たくさん友達ができる」「たくさんの人と知り合える」というのが上位に上がってきました。確かに人数が多く毎年クラス替えしてるとたくさんの人とであえます。そして、知り合いが増えます。これはとてもよいことです。そんな中で、このチャンスを生かすことが大切です。つい同じことばかり遊んだり、活動したりしているとせっかくのチャンスが生かせません。このことは合わないと心で決めつけていると仲良くなるチャンスはありません。また、社会に出たときには、たくさんの人と上手に人間関係をつくっていくことが社会で生きていくためには必要不可欠です。
発達段階にもよりますが、話をしなくても、一緒に活動することが大切です。けんかやトラブルになっても子供たちで解決することが大切です。そこから意外になかよくなったときケースもあります。あらゆる場面で学習の機会があります。コロナ禍ですが、マスクをしてあいさつ、マスクをして会話の中でこれからもこどもたちは力を付けていきます。大人になってからはいろいろ難しいですが、子供の時代のいまだから、なかよくなったり、なかなおりしたりする経験をさせてあげたいです。ついつい子供のことが心配になりますが、見守ってあげて、応援してあげることも大切です。子供たちの人生は子供たちが歩んでいきます。そのために見守るのは結構辛いところがあります。自分の子供もそうでしたが、「親は大変だな」と思います。すこしずつすこしずつスキルを身につけ広げていって欲しいと願っています。
そんなとき大切な言葉は やはり「ありがとう」「ごめんなさい」かもしれません。
「ありがとう」もなかなかいえませんが、「ごめんなさい」はもっと言えない言葉になっています。どちらもあえて友達や家族に言うには勇気がいります。それでも勇気を出して、いってみてください。