学校でソーシャルディスタンスの取り方を指導しています。いろいろな方法がありますが、1メートル 2メートルと意識させて距離をとることです。
学校では「距離をとりましょう」とか「ソーシャルディスタンスを意識して」と口頭で指導することがあります。場の工夫をして足あとのところで距離をとるということもしています。しかし、実際には子供たちに身につくかが大事です。1回で身につく児童もいればなかなか身につかない児童もいます。楽しいことがあるとくっついてしまうことがあります。それも人間の姿なのです。学校でできることは、短い時間で練習させることです。授業もやっているので、それをすぐには身に付けられません。
学校でできることは 場の工夫をしながら 子供たちに身に付けさせようと努力することです。国語や算数などの学習も大事ですので、体育やちょっとした活動とともにソーシャルディスタンスをおしえることです。子供に口で言えば、すぐできることでものではないので繰り返していくことです。
それでも時間はかかります。子供たちにこうした指導をやりすぎても学校が嫌になってしまいます。心の状態をみながら身に付けさせていきたいと思います。休み時間や登下校時、をどうしたらよいかを検討しています。時
には直感で行動してしまうことがあるのも子供です。すべて子供をコントロールすることはできません。教育は知識や判断力を身に付けさせることが目的だからです。繰り返しつたえ
おとなでも難しい課題です。なにかいい知恵がないかと考えています。