アナログ時計と デジタル時計です。
デジタル時計は、時間を1秒ずつ刻んでいます。アナログ時計は連続的に針が動いています。
デジタル時計だけ読めれば生活はできますが、学校の勉強ではアナログ時計の読み方を勉強します。
2年生でそれをやります。なぜこの時代にアナログ時計を勉強するのでしょうか?時計は60進法です。60秒が1分
60分が1時間です。59分の次は00分で、時間が変わります。こういった仕組みを勉強します。文字盤の1は5分も表します。
2は10分を表します。文字盤は5の倍数を表しています。
大人はアナログ時計を読むことができます。文字盤を長針がうごくと5分ずつ変わっていくことを知っています。アナログ時計の勉強しなくなるとこどもたちはアナログ時計を読めなくなるのです。さらにデジタルの数字は 読み間違うと 0と8と6などと読み間違う可能性もあります。アナログ時計はその針の角度で分かります。どちらもメリットデメリットがあるのです。今までデジタル時計とアナログ時計を比べて良いところ良くないところを真剣に学習したことはないと思います。でも比べて考えていくことは重要です。すべてアナログを捨てていいのか?デジタルが必ず優れているのか?体温計もデジタル時計の方が早く結果が出ますが、時間をかけて正確な温度がでるのは水銀体温計と言われます。
アナログは仕組みが大切です。デジタルは情報を1と0に置き換えてコンピュータで処理します。大人はアナログの時代からデジタルの時代になりました。今の子供たちはデジタルの多い時代に生まれ育っています。だからこそ、どちらも大切にしていきたいと思います。