ごあいさつ

この度、石原小学校第27代校長として着任しました爪川由美子と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、本校は明治6年に設立され、今年度153年目を迎えます。歴史と伝統ある石原小学校は、いつの時代にも貫かれる「不易」とそれぞれの時代の状況(流行)を見据え、どのような土台が必要かを見通し、熊谷教育を力強く牽引する教育活動を進めてきました。そして、今まさに予測困難な社会状況のなかで、令和の日本型学校教育の具現化がより一層求められており、本校の教育活動では、歴史と伝統の継承はもとより、石原学、熊谷学から未来学へと、さらに一歩前進した小学校6年間の継続的・発展的な学びを展開していく必要があると考えます。

 令和7年度からは、本校の校訓である「強く 正しく 睦ましく」の精神を中核に、子供たちが多様な環境を柔軟に受け入れ、自分らしく生き抜いていく「生きる力」を学校教育目標に掲げました。子供たちには知・徳・体のバランスのよい確かな学力を身につけさせるとともに、持続可能な社会の担い手として、自分の力で考え、判断し、行動する「未来を拓く力」を育成する教育活動を展開します。

 引き続き、保護者、地域の皆様のお力添えをいただきながら、「生きる力」を身に付けたたくましい子供たちを育ててまいります。よろしくお願い申し上げます。