道徳(4年生)

〈今回は4年生の道徳科の授業の紹介です。〉

「いっしょになって、わらっちゃだめだ」 【内容項目】善悪の判断、自律、自由と責任

〇あらすじ

みのる君がゆうじ君のことをサルに似ていると言って、クラスのみんなが面白がっていた。そのことをお父さんにいじめではないかと言われ、主人公のぼくがそれに気づき、どうすればよいか考えて、「やめて」とは言えないが、ほかの友だちと同調せず、黙って教室を出ていく物語です。
〇板書

〇児童のふりかえり

・友だちが傷つくようなことを言われていたら、勇気を出して止めたい。

・見ているだけの人にならないように、先生に伝えるなどの行動をしたい。

「ひびが入った水そう」 【内容項目】 正直、誠実

〇あらすじ

生き物係のぼくが、クラスで飼っているカメの水そうを洗っている時に、水そうをぶつけてひびが入ってしまいました。先生に正直に言うか、言わないか迷い、次の日に正直に言ったという物語です。正直に言うことがどうして大切なのかを考え、「正直、誠実」について話し合いました。 
〇板書

〇児童のふりかえり

・今までうそをついてしまうことはあったけど、正直に言うことで自分もみんなもよい気持ちになるので、これからは少しずつ正直に言えるようにしていきたい。

・自分がしてしまったことは、正直に言えるようにしたい。

「いっしょに遊ばない」 【内容項目】 友情、信頼

〇あらすじ

放課後、いつも仲のよい友達4人でゲームをしていました。ゲームが得意なヒロシはいつも勝って、得意ではないダイスケは飽きて帰ってしまいます。別の日に公園で鬼ごっこをしていると、今度は得意なダイスケがヒロシを何度もタッチします。2日間の様子を見ていたユキツグは2人の行動に対して、声をかけるというお話です。

〇板書

〇児童のふりかえり

・自分だけのことを考えずに、相手の気持ちも考えて一緒に遊びたいです。

・友達が嫌な気持ちになっていたら、優しい声掛けができるようにしたいです。

・自分勝手にしてしまうと仲よく遊べないので、気を付けたいです。

「となりのせき」 【内容項目】 公正、公平、社会正義

〇あらすじ

 クラスで席替えがあり、苦手だと思っていた友達のたけしと席が隣になったももは、思わず公正・公平ではない、いやな態度を取ってしまいます。苦手だと思っていたたけしさんは、実は家で妹の面倒を見ていたり、みんなが見ていないときに、床の汚れを拭いたりする人でした。やがて自分の取った態度について考えるというお話です。
〇板書

〇児童のふりかえり

・性格や見た目で判断しないで、みんなと公平に関わっていこうと思いました。

・人それぞれ良いところもあるし、苦手なところもあるかもしれないけれど、人によって態度を変えずに接していきたい。

・好ききらいで友達を見ないで、同じ態度で関わっていきたい。